「特定の発注先」に偏ることを避ける
全社の目標となる「必要粗利益額」、そして「利益率」を設定したら、向こう3カ年の具体的な数字に落とし込んだ「経営計画」を作成する。
「経営計画」といっても難しいものを作る必要はない。決算書ベースの数字をもとに、自社に必要な範囲で組み立てるだけである。今後の会社には、明確に目標とするべき全社の設計図となる数字の基本軸が必要だからだ。
売上は先ほど述べたように前年並み、あるいは過去3年の平均などでよいが、公共工事と民間工事の割合には注意が必要だ。公共工事は年度によって発注量のアップダウンが大きく、依存率が80%以上は危険である。できることならこの機会に、公共工事は売上全体の60%程度にまで抑え、他は民間工事でカバーするようにしたい。
全社の目標となる「必要粗利益額」、そして「利益率」を設定したら、向こう3カ年の具体的な数字に落とし込んだ「経営計画」を作成する。
「経営計画」といっても難しいものを作る必要はない。決算書ベースの数字をもとに、自社に必要な範囲で組み立てるだけである。今後の会社には、明確に目標とするべき全社の設計図となる数字の基本軸が必要だからだ。
売上は前年並み、あるいは過去3年の平均などでよいが、公共工事と民間工事の割合には注意が必要だ。公共工事は年度によって発注量のアップダウンが大きく、依存率が80%以上は危険である。できることならこの機会に、公共工事は売上全体の60%程度にまで抑え、他は民間工事でカバーするようにしたい。