建築系学生に10万円

業界事情

新型コロナで助成金  JIAなど6月15日まで受付

日本建築家協会(JIA、六鹿正治会長)と建築家教育推進機構は、建築系学生支援事業を始めた。新型コロナウイルス感染症の拡大で影響を受けている建築系の大学生、大学院生を対象に、JIA会員有志から募った寄付金を使って学業などを支援する。助成金は1人10万円で、対象人数は約50人。応募は15日まで受け付ける。

同事業は、学業や研究(論文作成など)に対する助成を目的としている。今後、寄付金受入額の増加に伴い、助成対象人数を拡大する予定だ。

応募資格は、国内の建築系の大学生と大学院生で、専門分野が意匠・構造・設備などであること。助成対象の選定に当たっては、建築家教育支援機構に選定特別委員会を設置する。

選定結果は6月下旬の公表を予定している。
応募は電子メールまたは郵送で受け付ける。募集要項や申込書はJIAのホームページに掲載している。

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