リフォーム工事の中断などの事態
建設業での資材不足について、県建設業協会(青柳剛会長)は12日、会員企業への調査結果を発表した。64.8%の企業が温水洗浄便座やユニットバスなどの資材の不足感を訴えた。こうした状況が長引けば、業界や県内経済に大きく影響する恐れがある。
建築主体の企業に資材の不足感を尋ねたところ、111社のうち「かなり納品が遅れる」が最多の36社で、「ほとんど調達がない」が26社、「やや納品が遅れる」が10社だった。協会は中国関連のサプライチェーンの混乱が主な要因とみる。
足りない資材の内訳は、最多が便器や温水洗浄便座などの衛生器具。ほかに空調・炊事設備や浴室器具、石材などが挙がった。