新たな「経営業務管理体制」 2020.10~
業界事情
国交省が直轄工事721件を一斉点検
建設業法違反の工事はゼロ
国土交通省は、2002年度から継続的に「公共工事における施工体制の全国一斉点検」を実施しており、2019年度も10月から12月までに稼働している721件の直轄工事を対象に行った。
調査開始時の稼働...
建設業研修センター 「最短・最速・最安」で資格取得支援
日・祝日に特化したプログラムと出張講座で成果
建設業界に関わる国家資格取得支援で、のべ5,000人の合格実績を有する「建設業研修センター」(福岡市博多区)は、コロナ禍で中断していた講習を再開した。毎年6~7月に開催される土木、建築...
経審 提出書類、年内に簡素化
経営事項審査 簡素化
国土交通省は、建設業が行政に提出する書類を削減し、事務負担を軽減する。経営事項審査は、年内に工事請負契約書と技術職員名簿といった提出書類を簡素化。建設業許可・経審の電子申請も22年度にスタートする。中央省庁の...
建設業の一人親方、コロナで悲鳴
「一番弱い立場」収入は激減
従業員を雇わず個人で仕事を請け負う建設業の一人親方が、新型コロナウイルスの流行で苦境に立たされている。感染拡大を防ぐため工事が止まり、収入を絶たれた人も少なくない。企業側の受注や景気の状況といった都合で...
未成工事支出金の管理
未成工事支出金とは
建設業界では、一般的な商業・工業簿記ではなく「建設業会計」という経理方法を用いています。工事には長い時間がかかるため、ほかの業界と異なり、会計の区切りである1年で業績を計算できません。しかし、投資家からは1年単位での業績...
請負額500万円以上が対象 改正建設業法 改正施行令
短工期禁止の勧告で
政府は、著しく短い工期による請負契約の締結を禁止し、違反者に対して勧告などの措置を課すことなどを目玉とする「建設業法及び公共工事の入札及び契約の適正化促進に関する法律」が10月1日から施行されるのを踏ま...
【魅力ある産業へ】建設業界の働き方改革はどれぐらい?
建設経済研究所がレポート
建設経済研究所は、建設企業における就業環境の改善や多様な担い手を育成する取り組みに関する調査結果を『建設経済レポートNo.72』でまとめた。他産業と比べても非常に進んだ取り組み事例が確認できた一方で、「建設...
建設業の「これから」
地方の建設事務所数が減少した発生した問題
建設業全体の課題としては、工事量や利益率などに一定の改善傾向が見られる一方、「顧客ニーズの多様化」「人材不足」「後継者問題」など、新たな課題が発生している。
「地方圏における建設企業の...
ヒヤリハット報告書
重大な事故は300のヒヤリハット
多くの作業員、建材、機械が混在する建設現場は常に身の危険と隣合わせです。建設現場で作業をしていると、幸い重大な事故にはならなかったものの、「ヒヤリ」「ハッとした」という経験が多くあるのではないでしょ...
20年3月期決算
25社中5社の連結売上高が過去最高
大手・準大手ゼネコン25社の2020年3月期連結決算が出そろった。各社とも、豊富な手持ち工事を背景に好調さを維持し、25社中5社の連結売上高が過去最高となった。利益面は一時の高水準から低下傾向...
建築系学生に10万円
新型コロナで助成金 JIAなど6月15日まで受付
日本建築家協会(JIA、六鹿正治会長)と建築家教育推進機構は、建築系学生支援事業を始めた。新型コロナウイルス感染症の拡大で影響を受けている建築系の大学生、大学院生を対象に、JIA会...
国交省、特定活動新規受入 7月末に申請受付終了
技能実習からの移行特定技能に一本化
国土交通省は、東京五輪の開催など一時的な建設需要への対応などを目的に2015年4月にスタートさせた外国人建設就労者受入事業(特定活動)による新規受け入れの申請受付を7月末で終了する。特定活動で...
建設キャリアアップシステム
システムの目的とメリット
建設キャリアアップシステムは、技能者ひとり一人の就業実績や資格を登録し、技能の公正な評価、工事の品質向上、現場作業の効率化などにつなげるシステムです。システムについてはこちら建設キャリアアップシステム...
2019年度の工事受注高
5.2%減の82.4兆円、国交省調査
国土交通省はこのほど、建設工事受注動態統計調査で明らかになった2019年度分の結果を発表した。建設工事受注動態統計調査は、建設業の許可を取得した約47万社の中から、約1万2000社を対象に毎月実施されて...
2020年施行の建設業法改正のポイントまとめ
知っておくべきなのは誰?
建設業法を理解される方がいい人
現場代理人、工事主任、 現場担当者、 社長、工事部長・課長、総務担当者
もし、現場担当者が建設業法をちゃんと知らなかったとしたら…
■ 配置するべき技術者を配置できな...
建設分野における新たな外国人材の受入れ(在留資格「特定技能」)
深刻化する人手不足に対応するため、生産性向上や国内人材の確保のための取組を行ってもなお人材を確保することが困難な状況にある産業上の分野において、一定の専門性・技能を有し即戦力となる外国人を受け入れていく制度が構築され、建設分野も本制度の対象...
建設業界 苦境に立つ「一人親方」
工事現場中断影響受ける「一人親方」
先月から工事の中断が相次いだ建設現場。
39の県で緊急事態宣言が解除された前後から工事の再開が続いていますが、一部は今も中断されています。
その影響を大きく受けているのが、個人で工事を請け負...
建設業「一人親方」100万人
3密回避へ進むIT活用
建設現場の職人(技能労働者)には個人事業主である「一人親方」が多い。失業保険などが適用されない一人親方の生活を守るためにも、新型コロナウイルスの感染に警戒しながら現場は仕事を続けなければいけない。感染リスクを低減する...
新型コロナが建設業の採用活動に与える影響を緊急調査
人材確保の好機とみる中小も
建設と設備の技術者に特化した転職支援・マッチングサービス「建職バンク」を運営するアーキベースは、取引先企業の人事や採用担当者を対象に新型コロナウイルス感染拡大による採用活動への影響についてアンケート...
建設業許可業者数が2年連続で増加
2020年3月末現在の建設業許可業者の現況
国土交通省は5月1日、2020年3月末現在の建設業許可業者の現況を調べた「建設業許可業者数調査」の結果を発表した。全国の建設業許可業者数は前年度比4162業者増(0.9%増)の4...